農場のお話① アフリカの農場経営から感じた中世の国家統治との類似点 農場の経営って、まるで国家統治やん!


さてさて私、ついに農場にやってきております。

この農場、とっても面白いところです!!

 

本当なら3日目の模様(サッカーしてました笑 atウガンダ)をお送りするところですが、今回はウガンダの農場の話①としましょう。

 


f:id:yo-dash0624:20170211010816j:image

 

 

確かに、

部屋には蜘蛛の巣がはられてたし

中に虫もいっぱいいるし

シャワー(当然冷たい)浴びるとこには蜂が飛んでるし

トイレにも虫が入ってくるし

飯食ってるとハエがまってくるし

と思ったら竜巻で砂まみれになるし(それでもみんな普通に食うから俺も食う)

クソ熱いからめっちゃ飲み水必要

なのにその飲み水は茶色い(ろ過してあるからいけるらしいww)

 

けど良い小屋と美味しい食べ物があり、可愛い猫ちゃん子猫ちゃんワンちゃんもいて、面白い人たちでいっぱいの農場!

 

 



f:id:yo-dash0624:20170211011046j:image

 

 

 

この僕が行っている”Priceless Farms”。まあ農場なんだけど、持続可能な形を目指しているんですね。だからプレンテーションのように同じ作物を大量に植えたりするのではなく、様々な作物や動物を共存させている。化学肥料も一切使っていなくて、全部有機栽培。鶏とかの飼料も全部有機作物から作ってるから最高。

 

 

それだけではなく、シャンバシステムという共同体システムを構築している。近くの農家の人をはじめ、教育を受けられず訳も分からないまま土地を追われてしまった避難民も受け入れている。土地と家、水、電気など最低限のものと仕事を与えてその地域に一緒に住めるようなシステムだ。

 

 

 
f:id:yo-dash0624:20170211011043j:image

 

 

 

これ、まるで古代中世の国家統治をしているみたいですっごく面白い。乱世の世だと軍事が大切になるわけだけど、産業革命くらいまで、まず大切なのは領域内における「農業」や「治安」だった。食物の生産量を増やして安定して統治を行える人物が優秀な統治者だった。信長も秀吉も家康も、曹操とかも、農業システムの構築がまずは安定に重要だった。

 

ここでもそう。どうやって安定的に生産するかをまず考える。ここ2年くらい干ばつが続いているから、灌漑システムや貯水システムの構築に忙しい。(当然、水道から農業用水なんて引けないのだ。)それに、長期スパンで持続可能な形(農場が、ではなく地球全体として持続可能な農業形態を模索している)、そして人々の健康を考えているから、単作なんて絶対やらない。たくさんの種類の作物を共存させている。

 

まずこれが面白い。

 

つぎに「治安」。ウガンダでビジネスをやるときは、現地の人にお金の管理をさせるなんてめったにできない。会社が成長するまで待った後、全部持ってかれて逃げられるんだとか。それに、何かを壊したりしたときに自分で責任を取ろうとしない。自分がやったと謝らず、誰も治さないから、すべて壊れたまま放置してしまう。

 

経営者のアーロンは、これを少しずつ変えようとしている。父親のような存在になって、自分で責任をとろうとできるような環境を作っている。ものが壊れてもみんなで協力して治すことができる文化を作っている。

 

それでもやっぱり、盗みはあるみたい。最終手段として防犯カメラを設置することになったんだとか。

 

中世の統治者も、自治領の中で法律を作り、文化をつくり、国が持続するような「治安」を維持していたはずだ。

 

 

そしてもう一点。

このような文化を作っても、なかなか現地の人に仕事を任せることはできない。放っておけばすぐサボる人がほとんどであり、管理できない。みんなを束ねられる人はなかなかいない。

アーロンは10年アフリカで暮らし、8年農場経営を手がけてきて、やっと4人の、マネージャーとして仕事を任せられる信頼できる人間(それでもお金は任せられない)を見つけたそうだ。

 

まるで人材登用。多くの優秀な統治者が、仕事を任せられる人材を探すのに長けていた。自分でできることには限りがあり、他のことを任せられる人物を見つけだし登用することは最も重要だった。

 

 

 

 

 

 

1いかに人類にとって善い農業システムを構築するか

 

2共存し続けられうような「治安」の文化をつくれるか

 

3仕事を任せられる人物を見つけ出せるか

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな、古代中世の国家統治と重なる面白い要素を、このアフリカでの農場からは感じている。

 

 

これに、投資を得て農場を広げたり、加工して市場へ売り出したりする現代ビジネス要素が加わるわけだ。

 

 

リアル信長の野望みたいなもんだな笑。ゲームより、現実世界に善い影響をあたえられるんだから100倍面白いかも?

 

 

さーて、あと6週間、僕にはなにができるかなっと。

ウガンダの衛生状況 ~必要な予防接種・マラリア予防・黄熱病など、病気は大丈夫??~

 

 

 

ウガンダに来る際に治安同様に注意したいのが、病気や体調管理ですよね。

 

今回は必要な予防などについて書きましょう。

 

 

 

◯予防接種

 

どの国に行く際にも、まずは外務省のページをチェックしましょう。義務化されているものと推奨されている予防接種の一覧を見ることができます。

 

外務省: 世界の医療事情 ウガンダ

 

僕が打ったのは、

黄熱病、A型肝炎破傷風、腸チフス、あと髄膜炎だっけ名前忘れました笑

 

実は狂犬病を打ちきれず、カンパラに来てから打ちました。International Hospital Kampalaだっけな。IHKと呼ばれる病院に行きました。とっても綺麗だし医師や看護婦も優しく、安心して診察を受けられますのでチェックしておくと良いでしょう。

 

予防接種によっては2回以上受ける必要があり、渡航の3週間前までには1回目を受けましょう。予約が取れないこともあるので、5週間前までには病院に電話して予防接種の予約をしましょう。

 

 

僕が予防接種を受けたのは、新宿から数駅の若松河田にあるトラベルクリニックです。

感染症・予防接種はトラベルクリニック|独立行政法人国立国際医療研究センター病院 - トラベルクリニック|国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター

 

 

 

 

マラリア

 

マラリアはワクチンがなく、予防薬によって予防します。薬にはメフロキン、ドキシサイクリン、マラロンがあります。自分でリサーチしてメフロキンがいいのかなと思ったのですが、医師にメフロキンは副作用がかなりあるからやめておけと言われました。ドキシサイクリンのほうが安いのですが、親との相談の上、身体管理のためのお金を妥協すべきでないと判断しマラロンを選びました。

 

ウガンダでは田舎の方に行くとマラリアになる蚊がたくさんいるようですが、首都カンパラでは全く問題ないようで、虫よけスプレーもせず外に出れますし刺されても問題はありません。田舎に行く場合はケアが必須でしょう。またベッドに蚊帳を張ることと、洗濯バサミを持ってってベッドとの隙間を無くすことも推奨します。

 

 

さらに詳しくは以前の記事も参考にしてみてください

 

yo-dash0624.hatenablog.com

 

 

 

◯その他

 

 

 

まあ、あとは腹痛とかを気をつける感じでしょうか。風邪薬と最低限の薬を持っておきましょう。カロリーメイトはおすすめですね、ちょっと現地のご飯が合わなかったりしても生きていけます。それと僕は青汁をいっぱい持ってって飲んでました。

 

 

まあ、なんとかなるってポジティブな気持ちも必要です。病は気から。僕は農場で何週間かすごしてるうちにあんま細かいことに気にならなくなってきましたし、蚊帳もつけず田舎の農家で地面で寝たりしてるんで、それに比べれば大抵のことは何とかなります笑。(ただ蚊帳はちゃんとつけときましょう笑)

 

 

 

何よりも大切なのは基礎免疫力です。十分な睡眠をとり、ちゃんとご飯を食べ、無理をしないことがもっとも有効な予防でしょう。

 

 

おまけ:

僕が訪れた International Hospital in Kampala の様子

 

 

良い子ぶる。”良い人”であろうとする。批判されなそうな自分であろうとする。ー厭世観の封印ー

f:id:yo-dash0624:20170209015430p:plain

 

こうやってブログを書いていると、良い子ぶってんなあって思う。

 

そして批判されたくないんだなあって思う。この記事も、批判を恐れて書いているのかもしれない。

 

 

 

なんか良いことをしている自分であった方が気持ちいんだろうな。

 

”良い”なんて、

 

f:id:yo-dash0624:20170209014535j:plain

 

 

誰が決めたことでもないのに。

 

 

”良い”ことをして”良い”自分であることをいつのまにか発信しようとしている自分にふと気づいて、少し書き始めてしまった。

 

”良い”とか”凄い”とかって、中身のないものなんだな。所詮今まで、身の回りの社会の”良い”にとらわれて、良い子ぶって、優等生ぶっていたんだな。

どう生きたっていいんだなってのは、大学1年生の多くの時間の中で感じた。

 

 

その通りだなあとしみじみ思う。

 

 

でも、そんなこと言ってもどうしようもないなあとも同時に感じた。

この、批判的で退廃的な視点で生きても、あんま良いことなさそうだなって。

僕には’まだ’世界が輝いて見える。若さなのか、性格なのか。

 

 

まあ、どう生きたって良いのだから、(どう生きたって世界はそこまで変わらないのだから)この1年くらい、もっと言えば、このアフリカにいる間くらい、そんなことを考えるのはやめようと思う。

 

どんな未来がいいかなって純粋な気持ちで見てみよう。動いてみよう。

その方が、自分自身が、より楽しい気持ちで毎日を過ごせるようなそんな気がする。うん、きっとそうだよ。

 

あと6週間はネガティブにならない。

自分のうちの厭世観の、封印宣言だ。

 

二日目 〜まだ慣れぬウガンダ、シャワー冷たい!でも飯はうまいな〜

いきなりの二日酔いw

 

トイレで朝7時に起床。

 

水道の水は飲めないので仕方なく通りまで歩いて買いにいくことに。朝7時なのに、割とたくさん人が外に出ていた。にわとりが道に放し飼いされているのにはびっくり。

 

そして無事水を購入。はじめて一人で買い物したわ。水を飲みながら酔いを覚ましつつ街を少し歩いてみる。ちょっと歩くと農地が広がっていた。犬、牛、鶏が飼ってある。なんか入れそうだったのでグイグイ入ってみた笑。 水路を飛び越えたら沼に足がはまってしまう。うおまじか、面白えと思って写真撮ってたら、仲間で泥水が染み込んでグッチョグチョになってしまった。アホすぎ。

 

農地に入りすぎて元の道を帰ると遠回りだったので、仕方なく家の敷地内を通ることに、、。誰もいないと思ったら女性が洗濯していて、やべって思ったけど逆に堂々と挨拶したら返してくれた笑。帰ってきて二度寝

 

 

11時くらいに起きてシャワーを浴びる。これがまあ冷たい。寂れた蛇口から容赦なく降りかかってくる。小学校のプールで無理やり浴びせられた冷たいシャワーを思い出す。後から知ったのだけれども、水に細菌がいてどんな病気になるかもわからないからビーサンを履くべきらしい、、驚愕。

 

 

この日は、外に一人でるのがまだ怖くてずっとアイセックの宿にいた。アイセックウガンダの様子を聞いたりしながら、ポシェというウガンダ料理をお昼ご飯に食べた。穀物と豆。まあまあうまし。

 

 

 

そのままずっとブログを書いたり文書を作ったりしていた。でもずっと英語で外人ばっかの環境はやっぱストレスがあったのだろう。日本のアイセックの友人と電話で話せてとてもホッとした。アイセックを通してインターンに参加すると、一人がずっとつきっきりでコンサルしてくれて本当に感謝。電話をし終わっても部屋でミスチルを一人聞くリラックスタイムを設けた。

 

 

夕飯作ってくれるのかな~思ってたら9時くらいまでなんもなくてちょい生命の危機を感じた笑 そのあと一緒に買いに行きましたとさ。今日もクラブ誘われたけどさすがにやめといた。この人たち毎晩行ってるのかな笑。てか、クラブ行かなくても、この宿自体、毎晩23時過ぎまで大音量音楽ながれてて小クラブ状態で寝れない。。。

怒涛の初日 初日からめっちゃ楽しんだよww 夜編④

 

さて、ついに夜ですね。

 

ここで一応確認しておきたいのですが、ウガンダにはインターンをしにきております。そっちの方は2/6から本格的に始まる感じです。いいじゃあないですか、しばらくクラブの話ししたって!

 

アフリカのクラブ!

ウガンダのクラブ!

ひとまずその話をさせてくれい!

 

 


f:id:yo-dash0624:20170208044738j:image

 

銃のチェックを通って入ると、楽しげな音楽と人々が。屋外間で続いていて、肉を焼いてるいい匂いがする。ついにウガンダのクラブにやってきたのだ。ビリヤードとかもあって充実している。最初はついていけない感じもしたけど、まあいい感じに踊ったりしつつ楽しんだ。しっかし、黒人まじでグイグイくる。一緒に来てた研修生の女の子の、エマやカーマンの真ん前に来てグイグイ踊り始めるのは見ていて面白かった笑

 

 

 


f:id:yo-dash0624:20170208044836j:image

 

 

1時くらいになって、急に雨が降り出した。最初はポツポツだったんだけど、5分後には土砂降り。みんなで屋内に逃げ込んだ。外に押し出したりしてふざけ合い、逆に楽しい雨。高校を思い出すな笑。

 

 

すると突然の停電。これがアフリカクオリティ、ウガンダクオリティかww。音楽が止まり電気も消えて一瞬騒然とするけど、そこはさすがの陽気な黒人ポテンシャル。自分たちで歌い出したり、手拍子やタップでリズムをとったりして逆に盛り上がった。

 

 

ただ埒があかなくなって、すぐ隣のもうちょい大きなとこに移動した。こっちは停電の影響がなかったらしく音楽が賑やかで人ももっと多い。黒人7割、白人3割くらいかな。アジア人は見当たらなくて、めっちゃアウェーだなあと思いつつも、踊る笑

 

 

ここでなんと、同じインターン先であるメキシコ人のVaniaと遭遇!めちゃめちゃノリノリで、面白い出会い方だった。

 

 

途中で黒人女性にとても気に入られた笑。いきなりほっぺキスとかさすがグイグイくるなあ。他の人と踊っていたら、嫉妬して文句を言われたりもして、壮絶な体験だった。電話番号まで教えられたけど、どうすればよいのやら。。。いちゃいちゃしている人も多かったから、俺がその気になっていたら、、、と想像もしてしまうけれど、楽しい夜も終わりタクシーで宿へ帰る。帰ったらそのままバッタリ寝てしまった。

 

 

という初日でした!いろいろあって疲れたけれども、とても楽しくやっております~~