憲法9条による平和実現は不可能
どこかしらの国が、自国の利益に基づいた行動を行い、それが激化すれば大規模な戦争につながるからだ。
憲法9条や非核三原則は、自らが戦争という手段を放棄するこおにより相手の自制を求めるという考え方が入っているが、同じようなことが
第二次世界大戦以前
にも行われているのだ。
パリ不戦条約をご存知だろうか。
第一次世界大戦の惨事の反省を生かし、国際紛争を解決する手段として戦争を放棄し、紛争は平和的手段により解決しようと決めた条約だ。
確かに、様々な欠陥がそこには存在しており、今の国連憲章では欠陥を改善しているとも言えるが、不戦条約後に第二次世界大戦が勃発してしまったことは事実である。
性善説に基づく平和実現は非常に難しい
性善説であることは一向に構わないし、僕も人間の最も奥深くに根ざすものは善だと思うが、それに基づいて全ての戦争をなくそうとすることは限りなく不可能に近い。
現実に基づいて考えるべきだ。