アフリカで何をするのか 〜何をしたいかわからない。ただ何かしたいだけ。そんな人って案外多いとおもう。〜未知のウガンダで成果を挙げるインターン〜
アフリカなんぞにわざわざ行って、一体何をしようというのか??
正直、僕自身、
よくわかりません。
自分には、これに力を入れてみたいという興味分野とか、領域がない。
ただ、もっと自分の頭と身体を動かしていろんなことをしてみたいという、漠然としているけど強い原動力になる思いがある。
ただ、今のこの時間があるときに様々な経験を得てみたいという思いがある。
ただ、普通よりも、自分の思うままに面白く生きてみたい想いがある。
ただ、将来自分自身の力で何か社会の役に立ちたいという思いがある。
いや、遠慮した。
ただ、将来、社会にめちゃめちゃ大きなインパクトをあたえられるような人物でありたいと思うエゴという名の野望がある。
客観的に見て、自分はバカ言ってるようにしか見えないし、夢見たアホだと思う。
でも、何かしようとする衝動をとめることができない。
そして、この衝動は、この情熱は、若い間にしか生まれてこない。
過去にアフリカに来た理由を書いたけど、それが直接何をやるかに繋がってる。
結果的に、将来何をするのか、どのような人物になれるか、そんなことわからない。それはそうなんだけれども、別にいい。
今しかないこの想いに乗せて走りたいのだ。今目の前のことに何か夢中になりたいのだ。本気になってやりたいのだ。今を生きることでしか未来は開かれないし、今に夢中になること、そしてそれをやりきることが一番大切だって思う。その対象は、部活とかだっていい。何を血迷ったのかわからないが、僕はウガンダに来たというだけだ。
結論が見えてきただろうか。
私は、何かをしにきたのだ。
結論になってない。けれども、真意。
何をやるか見えていなくても、この背水の陣のウガンダで、とにかく何かやらなければならない状況。逃げずに何かやり続けるしかない。そして、なぜそうしているのかもよくわからないけど、そうする中で未来が開けると感じる。若いな笑
僕のインターン先はPriceless Farms
持続可能な農業を目指して、農場を経営している。
農家に現地の人をたくさん集めて、一つの共同体みたいになっている。
1km×1kmくらいの大きな敷地の中で、モリンガ(化粧品や健康食品に使われる)、唐辛子、はちみつ、を中心として、フルーツとかいろんな作物がある。経営者のアーロンはとっても面白い人で、ここは20年前まで熱帯雨林だったのに全部伐採されてしまった。でも見てごらん、農場の敷地内だけ、木が増え始めているだろう?そう楽しそうに言うんだ。とってもいい企業だと思う。
この中で、かなり自由にやらせてくれる。灌漑施設の管理だとか、いろいろ候補はあるようだけど、本当に自分次第っぽい。それはなんでもできると同時に、何もできそうになかったらやらせてくれないということだ。
さてもう一度、結論を出し直す。
僕は、
1この農場において何ができるのか考え続ける。
2思考をもとに実現のために動き続ける。
3自らの手によって、農場を変化させる大きな変化を残す。
これが、アフリカでやること。
英語を鍛えるとか、農業の知識を身につけるとか、ウガンダの文化を知るとか、ちょっと違う日常を経験するとか、日本文化を伝えるとか、細かいことはいろいろある。
けれども、自らの力で考え行動し成果を出そうとする中で、
今に夢中になってやりきること
このプロセスこそが。僕がやりたいことだ。
もう一個農場をつくれないだろうか、日本に輸入できないだろうか、
そんな風に、僕ができることを考え続けながら、あと6週間ちょっと、このアフリカの地で夢中になって全力でやってみたいと思う。さて、あと40pくらい英語のドキュメントを読まなくては。。。