受験生に向けて 〜東大受験日を目前にして〜
一応東大生の端くれとして、受験についてちょっと書いてみます。
もう受験日の本当に直前ですから、今からできることはほとんどないように感じるかもしれません。
しかし僕が思うに、受験の2割は当日自分がどれほどパフォーマンスが発揮できるかで決まります。当日お腹が痛くなる、遅刻しそうになる、解けなくなって焦る、睡眠不足になる。たくさんのアクシデントが考えられますが、僕に言わせればどれも事前に準備していれば防げます。当日ハイパフォーマンスを出すための一例を紹介します。
1睡眠をよく取れるよう工夫する
2当日自分がどのような行動をとるのか、15分単位で決めておく
3自分なりに決め事を作っておく
強いメンタルを持って、本番で最高のパフォーマンスを発揮することで、合格率を20%あげることができると僕自身考え、これらを実行して去年受験に挑みました。結果的に平均点を大きく上回って合格したのはまあ結果論ですけどね。
1
睡眠の何時間前にご飯をとり、風呂に入るのがよいか知っていますか?また、睡眠のための呼吸法などもあります。前日の睡眠が当日のパフォーマンスを大きく左右しますよ。
まあ、もし眠れなくてもなんとかなると思えるような心の持ち方も必要かもしれませんが。
2
前日は何時に寝て、何時に起きるのか。起きたらまず何をして何の音楽を聴いてどの参考書を最後にチェックするのか。すべて僕はあらかじめ決めていました。
3
また、受験会場で友達と会いしゃべることでリラックスできるけれども、あまり長居はせず一人で次の科目へ集中する時間(瞑想など)を作ることが決め事でした。
昼休みには15分寝る。とか、ブラックサンダーを食べるとか。
でも一番の薬は、自分はメンタルにまで気を使っているんだという自負かもしれません。なぜなら僕の持論では、
「メンタルが強い人の中で、自分のメンタルが弱いと思ってる人はいない」
つまり
「自分はメンタルが強いと思っていることは強いメンタルの必要条件」
であり、
さらに必要条件であるだけでなく、そこには大きな相関関係があり、メンタルが強いと思いこむことで実際にメンタルは強くなると思います。
まあぶっちゃけ受験で人生は決まらないです。大きな心を持って受けることです。自分が積み上げたものを試してみる機会が来たぞ!なんて嬉しいんだ!それに、落ちても人生終わりじゃない。そう思って、目の前の問題を楽しんで解いてみてください。そしたら自然と、リラックスできてるんじゃないかな。
受験は楽しむものです。
Have a fun!