ウガンダの通信事情① 〜日本での準備編と、無料ワイファイスポットについて。〜

 

 

ウガンダに日本人が訪れる時の主なネットの使用方法は二つ。

 

1日本でWifiをレンタル

 

SIMフリースマホを持参して、SIMカードを現地で購入

 

その他に、現地でWifiや携帯を購入するなどの方法もあるようですが、難易度が高そうだし僕もよくわからないので割愛します。

 

 

ちなみに、無料Wifiスポットはありますが、だいぶ少ないです。僕が知っているのは、アカシアモール(ウガンダで一番大きいショッピングモール)近くのJAVAハウスと、カンパラ市内にいくつかあるCafeJAVAS地球の歩き方にもネットカフェと記載有)です。

 

 

 

さて初めに述べた二つのネット使用方法についてもう少し詳しく説明します。

 

 

1日本でWifiをレンタル

 

これは日本人にとってもっとも簡単で安心できるやり方でしょう。海外 Wifi レンタル とか グローバルWifi とかで検索すればすぐでてくるはずです。

 

ただ、ウガンダなどのマイナーな国ではかなりレンタル料が高くつくので要注意です。1週間以内など、少ししか滞在する予定のない人にオススメです。

 

 

 

 

 

 

SIMフリースマホを持参して、SIMカードを現地で購入

 

これがオススメです。

 

 

さらに詳しく書きますが、ひとまずざっとした流れを説明すると

 

 

自分のスマホSIMフリーであるかを確認。(3大通信会社と契約して買った場合は大抵まだSIMフリーでないはず)

SIMフリーでない場合、最寄りの店舗に行く、ネットで申請するなどしてSIMロックを解除する。

SIMロックを解除できない端末であった場合、SIMフリースマホを購入する。

いずれかの方法でSIMフリースマホゲットしたらいざウガンダへ!!事前にSIMカードの購入方法はリサーチしておくべきでしょう。

現地のショップでSIMカードを購入

所定の電話番号を入力して、必要なバンドを購入**(この仕組みが最初わからずに苦労しました)

 

 

 

 

 

まず自分のスマホSIMフリーであるのか確認が必要です。SIMフリーでない(SIMロックがかかっている)場合、例えばauならauの回線しか使えないよう設定されてしまっており、現地でSIMカードを購入しても通信回線が使えないのです。

 

とはいえ、多くの場合、最寄りの店舗に行って「SIMロックを解除して欲しいです」とお願いすればもちろん、ネットから簡単にSIMフリーにすることができます。(数千円かかる場合あり。)

 

ただしSIMロックを解除できない場合もあります。auでは、6ヶ月以上使用した端末でないとならないようです。残念ながら僕は6ヶ月未満だったため、SIMフリースマホを別で購入しました。

 

僕が購入したのは、FREETELPriori4という機種です。写真の画質も割りときれいで、動作も問題なくサクサク使えていますのでオススメです。15,000円くらいだったかな?これより安いやつもあったけれど、それだけ性能も悪いと思います。渡航日の一週間前に自分のスマホSIMロックを解除できないことに気づいて慌てて注文したのですが、翌日にはすぐとどきました!

 

 

 

 

ちょっと長くなったので続きは次に。

 

ウガンダの交通事情 〜ボダ・タクシー・Uber〜

⓪信号機について

 

まずウガンダの首都カンパラにきて驚いたのが、信号がほぼ見当たらないってことです笑 今まで1個しか見つけてないかも、、。あまりにも人通りが多いところは警官が交通整備を行っていますが、基本信号なしで交差点を通っている感じ。

 

現地の人曰く、一方の交通が途切れた時に横切れるだろ?そんなものなくてもうまく機能するさ。だそうですww

まあ確かに、逆にみんな気をつけて横切ろうとするかもだし、僕が見てきた限り上手い具合にいってますね、、。でもやっぱり交通事故の割合は多いんだろうな。一度ボダに乗ったとき、交差点でスタックしてしまい、ちょっとした立ち往生をくらったりもしました。譲り合いの精神がないと成り立たなそうです。

 

 

yo-dash0624.hatenablog.com

 

(*参照*4日目、市内観光)

 

 

 ①ボダ(バイク型タクシー)

 

ウガンダで使う交通機関といえば、なんといってもボダ!バイク型タクシーです。カンパラに一歩足を踏み入れればそこらじゅうに溢れるボダ、ボダ、ボダ。車より多いかも?

 

バイクの後ろに乗せてもらって、目的地まで滑走!風がとても気持ち良く、個人的にとても好きです。日本にもあればいいのに笑

 

 

使い方は簡単。ボダは街中のそこら中にいるので、ちょっと道に出てみて目が合ったボダに、行き先を教えて乗るだけ。でも値段の相場を理解するまではなかなか大変。外人だと高めに金取られます。行き先を伝えて、乗る前に値段を取り決めることが重要!

 

 

ここで値段交渉のコツをいくつか紹介します。

 

1.相手が高い値段を提示してきたら、ダメだと言って立ち去ろうとする

 

これはなかなか有効ですね。お客さん得ることの方が優先ですから。

 

 

2.相場より1000ウガンダシリング安く最初に言う

 

10年ここに住んでる人にオススメされたんですが、相場を知らない奴だと思われて逆に高い値段を提示されました笑。のでその効果は未知です。

 

3.道端にたむろしているボダではなく、通りかかりのボダを狙う

 

道端にたむろしてるボダは、その場所に精通していて上手いこと高い値段で通そうとしてくる人が多いみたいです。これも10年ウガンダ在住の人の知恵!

 

 

1000ウガンダシリング高くつけれられたとしても、日本円ではたかが30円と思ってしまいますが、10回100回と重ねれば高くつきますし、現地の人にそうゆう方法でお金を落とすのはあまりいいことではないかなと思います。値段交渉が自分でできるようになるといいですね!

 

 

 

また、昼間の交通量が多い時間帯に中心部を走ると、排気ガスや砂埃がまってめっちゃ目に入ります。サングラスを持っているのがベストです。

 

そして何より注意したいのが、夜にボダを利用してはならないということ。夜(特に9時以降)に街中にいるボダは全員泥棒だと思っていいほどだそうです。利用してしまったが最後、彼の仲間のいる人気の少ない暗闇まで連れて行かれ、集団で身ぐるみをはがされてしまいます。実際に被害者がいるようなので要注意です。

 

 

 

②タクシー(大型、大人数)

 

ウガンダでタクシーというと、普通の日本で見かけるような大きさではなく、10人乗りくらいの大きな車を指します。といっても、できる限り多くのひとを詰めてのせたりして、

 

タクシーの行き先がどこなのかある程度わかっていないと最初は利用しづらいかもしれませんが、ボダよりも格安で移動することができ、多くの市民も利用しています。ぎゅうぎゅうの車内を、イライラするのではなくちょっと楽しむことができるのなら、是非乗ってみるといいと思います。

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Uber

 

いつでも安全に利用したいならUberに限ります!タクシーの数はそんな多くないですが、Uberなら夜でも安心して移動することができます。

 

値段も、目的地を設定すれば自動的に大体のものが表示されてわかりやすい。ただ、運転手が地図を読めないことが多くて遠回りしたり、時間がかかることもしばしば、、。とはいえ遠回りしたりして余分に払ったお金は申請すればUberの会社が返してくれます。サポートがしっかりしているので、何より安心して使えます!!

アフリカで何をするのか 〜何をしたいかわからない。ただ何かしたいだけ。そんな人って案外多いとおもう。〜未知のウガンダで成果を挙げるインターン〜

 

アフリカなんぞにわざわざ行って、一体何をしようというのか??

 

 

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正直、僕自身、

 

よくわかりません。

 

自分には、これに力を入れてみたいという興味分野とか、領域がない。

ただ、もっと自分の頭と身体を動かしていろんなことをしてみたいという、漠然としているけど強い原動力になる思いがある。

ただ、今のこの時間があるときに様々な経験を得てみたいという思いがある。

ただ、普通よりも、自分の思うままに面白く生きてみたい想いがある。

ただ、将来自分自身の力で何か社会の役に立ちたいという思いがある。

いや、遠慮した。

ただ、将来、社会にめちゃめちゃ大きなインパクトをあたえられるような人物でありたいと思うエゴという名の野望がある。

 

客観的に見て、自分はバカ言ってるようにしか見えないし、夢見たアホだと思う。

 

でも、何かしようとする衝動をとめることができない。

そして、この衝動は、この情熱は、若い間にしか生まれてこない。

 

 過去にアフリカに来た理由を書いたけど、それが直接何をやるかに繋がってる。

yo-dash0624.hatenablog.com

 

 

結果的に、将来何をするのか、どのような人物になれるか、そんなことわからない。それはそうなんだけれども、別にいい。

 

今しかないこの想いに乗せて走りたいのだ。今目の前のことに何か夢中になりたいのだ。本気になってやりたいのだ。今を生きることでしか未来は開かれないし、今に夢中になること、そしてそれをやりきることが一番大切だって思う。その対象は、部活とかだっていい。何を血迷ったのかわからないが、僕はウガンダに来たというだけだ。

 

 

 

結論が見えてきただろうか。

 

私は、何かをしにきたのだ。

 

結論になってない。けれども、真意。

何をやるか見えていなくても、この背水の陣のウガンダで、とにかく何かやらなければならない状況。逃げずに何かやり続けるしかない。そして、なぜそうしているのかもよくわからないけど、そうする中で未来が開けると感じる。若いな笑

 

 

僕のインターン先はPriceless Farms 

 

www.pricelessfarms.com

 

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持続可能な農業を目指して、農場を経営している。

農家に現地の人をたくさん集めて、一つの共同体みたいになっている。

1km×1kmくらいの大きな敷地の中で、モリンガ(化粧品や健康食品に使われる)、唐辛子、はちみつ、を中心として、フルーツとかいろんな作物がある。経営者のアーロンはとっても面白い人で、ここは20年前まで熱帯雨林だったのに全部伐採されてしまった。でも見てごらん、農場の敷地内だけ、木が増え始めているだろう?そう楽しそうに言うんだ。とってもいい企業だと思う。

 

この中で、かなり自由にやらせてくれる。灌漑施設の管理だとか、いろいろ候補はあるようだけど、本当に自分次第っぽい。それはなんでもできると同時に、何もできそうになかったらやらせてくれないということだ。

 

 

さてもう一度、結論を出し直す。

 

僕は、

1この農場において何ができるのか考え続ける。

2思考をもとに実現のために動き続ける。

3自らの手によって、農場を変化させる大きな変化を残す。

 

これが、アフリカでやること。

英語を鍛えるとか、農業の知識を身につけるとか、ウガンダの文化を知るとか、ちょっと違う日常を経験するとか、日本文化を伝えるとか、細かいことはいろいろある。

 

けれども、自らの力で考え行動し成果を出そうとする中で、

今に夢中になってやりきること

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このプロセスこそが。僕がやりたいことだ。

 

もう一個農場をつくれないだろうか、日本に輸入できないだろうか、

 

そんな風に、僕ができることを考え続けながら、あと6週間ちょっと、このアフリカの地で夢中になって全力でやってみたいと思う。さて、あと40pくらい英語のドキュメントを読まなくては。。。

 

 

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ウガンダの経済状況 ~株式会社は存在しない!? 驚くべき経済状況~

ウガンダの経済状況 ~株式会社は存在しない!? 驚くべき経済状況~

 

ウガンダには株式市場が存在しないそうです。それほど大きい取引もないし、信用も成り立っていない。

 

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(引用元:url

 

 

つい昨年、ウガンダの大型バンクが潰れたりもしています。それでいてインフラが続いていて、利息は30%もするのだとか。

 

 

 

 

今後の経済成長を期待しておおくのビジネスマンが訪れるのですが、なんせ政情が不安定。警察も政府も、賄賂でなかなか機能しない上に、法律には抜け穴だらけ。また、せっかく頑張ってお金を儲けても現地の人に盗まれてしまいます。

 

僕のインターン先の農場の経営者は、現地の人を信頼してお金の管理を任せてはいけないと言っていました。ビジネスが拡大しお金が貯まるのを待ってから根こそぎ持ってかれるというのです。

 

 

 

そうゆうことなので多くの人がビジネスを諦めてしまい、投資も集まらない。消費の多い中間層が未熟なため、売り上げが伸びず会社も大きくならない。これでは株式市場があっても機能しませんね。ウガンダにある会社で株式を持っていたとしたらそれは外資系の多国籍企業だというわけです。

 

 

また、インド人が富を独占しているという現実もあるようです。

 

 

 

 

なかなか改善の余地が見えない、難しい問題を抱えているようです。ウガンダの様子を聞いていると、いかに日本の統治システムが万全でしっかりしているのか、株式市場など経済構造が成熟しているかを感じさせられます。(それでも、財政赤字など問題は山積みで、50年後にシステムが崩壊する時がくるかもしれませんが)

ウガンダの社会状況 インド人がウガンダの富を独占している!? ~政情、富裕層、価値観などについて~ 

ウガンダの社会状況 インド人がウガンダの富を独占している!? ~政情、富裕層、価値観などについて~ 

 

 

現地の何人かから聞いた話なので、どこまで正確な情報かはわかりません。でもマケレレ大学でしかるべき教育を受けた人とかからも聞いたし、ある程度は的を得ているのではないかと思います。

 

 

一番驚いたのは、インド人が富を独占しているという話です。なぜインド人なのでしょうか?それを知るにはウガンダの歴史を200年くらい遡る必要があります。

 

かつて産業革命が終わったころ、フランス、イギリス、ドイツ、などのヨーロッパ列強は揃って植民地拡大に乗り出していました。イギリスのアフリカ縦断政策により、ウガンダも植民地にされていました。その名残りで今も公用語が英語になっているのですが、イギリスは統治の際、現地の黒人を採用することはありませんでした。黒人たちはもっぱら手工労働者。その一個上の地位としてインド人たちを使っていたのです。

 

 

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(引用:ページを表示)

 

1960年代、ついに独立を達成し、黒人による統治が行われる!そう期待しますが現実はそうではありませんでした。実際に地位についているのはウガンダ人ですが、法律などの統治システムを熟知しているインド人が政府に裏で通じていたというのです。あとは大量の汚職。政府大臣にインド人が金を払い、裏で操作する中で、インド人に富が集まってしまったというわけです。やけにインド人が多いし、インド系の寺院があるなあと思っていたのですが、こうゆうわけだったんですね。

 

 

ただ現在は汚職は少しは緩和したようです。といっても半分以上の富を独占する状態が続きました。そしてなんと最近になって再びインド人に富が集中しているそうです。

 

 

なぜなら、インド人がビックビジネスを行い、インド人のコミュニティの中で協力しつつ儲けているようです。それに対し、大規模でビジネスを行えるウガンダ人はほとんどいない。儲けるという感覚をもつ人がほとんどいない上にその術もない。教育がままならない人は力仕事や運送などをやるしかない。というわけなんです。

 

 

 

現地の人は、インド人はクソだよ。まじでふざけんなって言っていました。

 

政府もなかなか機能していないようで、もし軍事力がなかったらとっくに政府をひっくり返しているよと言っていました。

 

 

何かの拍子で暴動が起きたりしてもおかしくないかもしれませんね。